昨年より、光回線契約を結んでいる利用者に対するアナログ電話への移行(いわゆる「アナログ戻し」)に関する電話勧誘についての苦情相談が総務省に寄せられています。
(苦情相談事例)
- NTT東日本/NTT西日本からの電話勧誘だと思ったら、全く別の事業者からの電話勧誘だった。
- 高額のサポート料(或いは手数料、工事費)を請求された。
- 勝手にオプションサービスが付加されていた。
- これらのサービスについて解約を申し出たところ高額の違約金を請求された。
このため、「(インターネットを利用していないのであれば)電話料金が安くなるのでNTTのアナログ電話に戻しませんか?」といった電話勧誘があったときは、次の点にご注意下さい。
- 光回線契約をアナログ電話に移行する手続は、第三者に依頼する必要はありません。ご自身で簡単にNTT東日本/NTT西日本に申し込むことができます(※)。
※ 費用や条件等の詳細は、116に問い合わせるか、同社のホームページをご確認下さい。
- 契約する前には、必ず事業者名や料金を含む契約内容を確認しましょう。不明な点が残る場合は、契約しないことが安全です。
- 契約後は、すぐに契約書面を確認しましょう。契約後でも一定期間内であれば無条件で解約できる場合があります。
なお、本件については、独立行政法人国民生活センター及びNTT東日本・NTT西日本においても注意喚起の旨が公表されていますので、併せてご参照ください。
<参考>
○アナログ回線に戻す契約のはずがサポート契約に
(令和3年7月20日独立行政法人国民生活センター公表)
URL:http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen398.html
○NTTの名を騙った「アナログ電話への契約変更」を行う事業者に関する注意喚起について
(令和3年8月5日東日本電信電話株式会社公表)
URL:https://www.ntt-east.co.jp/info/detail/210805_01.html
○NTTの名を騙った「アナログ電話への契約変更」を行う事業者に関する注意喚起について
(令和3年10月26日西日本電信電話株式会社公表)
URL:https://www.ntt-west.co.jp/info/support/oshirase20211026.html