総務省は、「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する検討会」(座長:三谷 政昭 東京電機大学教授)が取りまとめた空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)について、令和3年3月24日(水)から同年4月22日(木)までの間、意見募集を行います。
1 経緯
空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの技術的条件について、令和2年7月、情報通信審議会から一部答申(平成30年12月12日付け諮問第2043号「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの技術的条件」のうち「構内における空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの技術的条件」)を受けました。その際、留意事項として、既存無線システム等に与える影響の回避・軽減等のために、運用調整の仕組を検討する必要がある旨の指摘がありました。
このため、当該システムの制度化に当たり、総務省では、「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する検討会」を開催し、当該システムと既存無線システム等との円滑な運用調整の仕組構築に向け、その基本的な在り方等について、検討を行ってまいりました。
今般、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)を取りまとめましたので、本案に関して意見を募集します。
2 意見募集の対象
空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)(
別紙1
のとおり)
3 意見募集の要領
4 意見募集期限
令和3年4月22日(木)(必着)(郵送については、締切日の消印まで有効とします。)
5 今後の予定
意見募集の結果を踏まえ、本検討会第4回会合を開催し、本案を取りまとめる予定です。
【関係報道資料】